2009-08-30

F1 Rd.12 ベルギー

マクラーレンに続き、遂にフェラーリも勝ちましたねぇ、ライコネン優勝!
しかし、内容はフィジコとのマッチレースでしたねぇ。

スタート後のラ・ソース。ヤルノに対してイン側のポジションをキープしたニック。当然、あのラインからだと立ち上がり加速が鈍るので、車を外側へ寄せヤルノのラインを塞ぎつつ...その間、空いたインにクビカが飛び込んで、BMWの2台が並んでコーナー脱出。

コース上がそんな感じのとき、キミは良い判断で、アウトサイドのターマックを使って加速。この動きが良かったですねぇ。かなり早い段階からコース上を諦めてアウトへ車を出したので、車速を殺さずに済みました。その後、KERS を使ってさらにポジションアップ。
混乱を上手く抜けたのと、KERS パワーで2位まで順位を上げました。

ポールポジションの地の利を生かし、オープニングLAP を問題なく TOP で戻ってきたフィジコでしたが、この後、SC が出たのが痛かったですねぇ。リスタートする前から、もう、KERS のキミに抜かれるのは判ってたようなものでした。

案の定、オールージュを抜けて、アッサリつかまる VJM02。しかし、あそこが、優勝するための最大のポイントだったことは外野から見てても明らかだった訳で、あそこで抜かなきゃキミじゃないよね。
しかしその後、フォースインディアが、ズルズルと後退するかと思いきや、完全にイーブンペースで最終LAPまで。これには驚きました。今回は本物の速さでしたね。

フィジケラも、レース終盤、リバージュの出口で再三リアが流れたりして、危なっかしい動きでしたが、良くコントロールしました。素晴らしい2位でした。

ブラウン vs レッドブル。
チャンピオンシップを争う上位4名の内、一番下位のドライバーが多くポイントを獲得する...なんだか、去年のような展開になってきましたね。バレンシアでのエンジンブロー&リタイアで、もはやこれまでか?と思われたベッテルですが、3位入賞かつ、バトンリタイア、ウェバー9位ノーポイントという結果で、まだまだ諦めるには早すぎるようですね。
予選4番手だったものの、アンチストールがまたしても作動した(?)ルーベンスは、最下位までポジションを落とすものの、最終順位を7位まで回復。なんとか2ポイントを稼いでバトンを追います。
今年も最終戦までもつれそうですねぇ。

トヨタ。
ヤルノは残念でしたねぇ。レコームに入る前にもうF・ウィングがグラついてたように見えました。ニックと当たったんでしょうかね。トヨタ優勝の最大のチャンスだったんですが...。
頼みの綱となったグロックも、ピットストップで給油のリグがはまらず、大きく後退。最終順位は10位。結局手ぶらでスパを後に。

スタート直後から、ルーベンス、ヤルノと脱落していって、楽しみが減ったなぁなんて思ってしまいましたが、フィジケラの素晴らしいペースが、飽きさせないレースにしてくれましたねぇ。
モンツァはどうかなぁ。ローダウンフォースに戻りますが、主役がいつもの面々に戻るのでしょうか。

2009-08-29

F1 Rd.12 ベルギー 予選

フォースインディア、フィジケラが PP 獲得!
スーティルのほうが調子イイように見えましたが...メンタル面でちょっと弱いんですかね。過去にも何回かプレッシャーのかかる場面で失敗したケースがあったように思えます。
...にしても、フォース・インディア。ポールポジションを狙いに来て、確実に獲れるのは、実力ですよねぇ。

予選2番手は、ヤルノ。フリー走行から調子を上げてきて、2番手を獲得。2004年のモナコ以来(だったかな?)の優勝を狙える位置でしょうか。
フィジケラも、ヤルノも、アロンソのチームメイトとして、ルノー時代に優勝を揚げたドライバー。先週はルーベンスが勝ったばかりですし、この2人も2度目の花を咲かせることができるでしょうか。

3番手はニック。現在、買い手を捜している BMWザウバーって立場を考えると、ちょっと意図的な予選アタックだったのかなと勘ぐってしまいますが。しっかりと燃料を積んでて、決勝へ向けて良い戦略があるなら、初優勝のチャンスがあるのかも。

奇しくも予選 TOP 3 は、来シーズンのシートが危ういと噂されている3人でしたね。スーティルも、グロックも、クビカも、来年のシートは心配無さそうなんですが。フィジケラ、ヤルノ、ニックはね。

4~7番手にルーベンス、クビカ、キミ、グロック。
チャンピオンシップを狙うルーベンスは、「失うものが何も無い」連中に囲まれてのラ・ソース になりそうで、その辺りが不安材料でしょうか、オープニングラップに F・ウィングを落とすだけで、ほぼノーポイントが確定してしまいますので、慎重にポジションをキープしたいトコでしょう。

クビカ。もう1台の BMW がここに居る事を考えると、そんなに奇を衒った作戦ではないのかも。2台揃って予選上位。これがシーズン終了まで続くと良いのですが。BMW のプレスリリースにありましたが、スパは今シーズン最初のミディアム・ダウンフォースで走るサーキットだそうで、こういうコースが合ってるんでしょうかね。

グロック。
今シーズンは無難な速さのグロック。ヤルノを凌駕する...という感じにはならないですよねぇ。今回の決勝ではどうでしょうか。

レッドブル。8番手ベッテル。9番手ウェバー。
ウェバーはもうちょい来ると思ったんだが...。フリー走行ではウェバーのエンジンからも異音が...という事で大事を取ってましたが。予選でも回転数をセーブしてたんでしょうか。Q3 はソレやってないでしょうけど。うーん、厳しいですねぇ。
もはや、ポイントスタンディングス4名で好調なのは、ルーベンスのみという状況。

ウィリアムズ。ミディアムダウンフォースのサーキットに合わせるパッケージが無い...との解説でしたが、ダウンフォース軽めのセットを使ってセットアップを合わせてるんでしょうか。それでもニコはTOP10 グリッドにクルマを並べるんだから凄いドライバーですよねぇ。
ウィリアムズ、来年はエンジンを変更するかも...との事ですが、トヨタを積まないとなるとカズキのシートは危ういですね。

マクラーレン。ルイス12番手、ヘイキ15番手。
ハンガリー、バレンシアの結果をみてスパを占うのは早計でしたね。MP/4-24 の空力は、ある程度のレベルまで改善されたと思ったんだけど、処変われば、ここまで落ちますか。

さて、明日の決勝もドライ・コンディションのようです。
オープニングラップでの接触が無ければ、面白そうな展開になりそうですね。

追記:
重量が発表されました。スパは1周が長いので、数値の差ほど作戦面での差は無いでしょうね。
※ パワーをかけて立ち上がるコーナーが少ないので、1周での燃料消費量は、距離ほどには多くないようです。
予選 TOP 3 は、イイ仕事をしたようです。ドライバーズ・サーキットという事でしょうか。
Pos Driver Team Weight
 Giancarlo Fisichella   Force India-Mercedes  648.0
 Jarno Trulli   Toyota  656.5
 Nick Heidfeld   BMW Sauber  655.0
 Rubens Barrichello   Brawn-Mercedes  644.5
 Robert Kubica   BMW Sauber  649.0
 Kimi Räikkönen   Ferrari  655.0
 Timo Glock   Toyota  648.5
 Sebastian Vettel   RBR-Renault  662.5
 Mark Webber   RBR-Renault  658.0
10   Nico Rosberg   Williams-Toyota  670.0

ロードスター20周年ミーティング

今年は、マツダ(ユーノス)ロードスター誕生から20周年。という事で、広島のマツダ本社にて20周年ミーティングが開催されます。

本音言えば行きたいのよねぇ。(途中、何台も浮気したけど)NA、NB、NC と乗ってるし。10周年のときは MPV (LV) に乗ってたので、行かなかったし。

日時は、9/2010:00~16:00。連休中なので行けない事もないけど。Google Map の「ルート・乗換案内/車で行く」機能にて、距離と時間を試算してみたところ...神奈川からだと、740km9時間19分と出ました。

うーん、さすが広島。日帰りは無理そうですね。前泊するか後泊するかしないと。往復の高速代とあわせて、節約コースで3万ってトコですかね。
また、宿泊を伴う場合、猫様のケアを実家に頼まねばナラン事になるのも、後ろ向きな理由のひとつ...。むぅ。

イベントは登録制。申し込み締め切りは、8/3115:00

ロードスター20周年ミーティング in 三次
http://roadster20th.jp/meeting/index.html

2009-08-26

CBA-NCEC 諸元表

CBA-NCEC ロードスター(通称 NC1型) RS RHT の諸元表です。

■ SPECIFICATIONS(主要諸元)
■仕様(グレード) ルーフタイプ パワーリトラクタブルハードトップ
機種名 RS RHT
ボディタイプ 2ドア・オープン
エンジンタイプ 2000 DOHC
トランスミッションタイプ 6速 マニュアル
駆動方式 2WD(FR)
■車名・型式 マツダ・CBA-NCEC
■寸法・重量・定員 全長 3995
全幅 1720
全高 1255
室内寸法 長さ 875
1415
高さ 1035
ホイールベース 2330
トレッド 1490
1495
最低地上高 135
乗車定員 2
車両重量 1140
■ステアリング・サスペンション・ブレーキ ステアリング ラック&ピニオン式
ステアリング倍力装置 インテグラル式
サスペンション ダブルウィッシュボーン式
マルチリンク式
ショックアブソーバー 前/後 筒型複動式
スタビライザー 前/後 トーションバー式
ブレーキ ベンチレーテッドディスク
ディスク
ブレーキ倍力装置 真空倍力式
■タイヤ&ホイール タイヤ 前/後 205/45R17 84W
ホイール 前/後 17×7J
■エンジン 型式 LF-VE型
種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量 1998
ボア×ストローク 87.5×83.1
圧縮比 10.8
最高出力 kW〈PS〉/rpm 125〈170〉/6700
最大トルク N・m〈kg-m〉/rpm 189〈19.3〉/5000
燃料供給装置 EGI(電子制御燃料噴射)
使用燃料・タンク容量 無鉛プレミアムガソリン・50
■性能 10・15モード燃費 km/ℓ 13.0
主要燃費向上対策 可変バルブタイミング
最小回転半径 4.7
■トランスミッション クラッチ 乾式単板 ダイヤフラム式
変速比 第1速 3.815
第2速 2.260
第3速 1.640
第4速 1.177
第5速 1.000
第6速 0.832
後退 3.603
最終減速比 4.100

2009-08-24

IRC 第8戦 Barum Czech Rally Zlín

多くの S2000 マシンがエントリーしたバルムラリーが閉幕しました。
優勝は、ヤン・コペッキー!マシンは、もちろん シュコダ・ファビア S2000 !地元チェコのラリーで、ファビア&コペッキーが優勝という事で、嬉しい勝利でしょうね。

WRC でのファビア&コペッキーはワークスとしてはテールエンダーでしたが、S2000 では速いんですよね。ミークにとって最大のライバルとなっております。

ポイントリーダーのミークは、なんとか2位(1分差)に入り、リーダーの座を死守しております。けど、ミーク42pts. コペッキー 39pts. と、その差、3ポイント。ヤバくなって来ました。ミークはパンクがあったようですね。アスファルトのイベントなんですが、油断大敵でした。
残すは、スペイン、イタリア、UK の3戦。なんとか、ミークにタイトルを獲って欲しいものです。

3位にJ・ハンニネン(Fabia)、4位、R・クレスタ(207)、5位、M・プロコップ(207)...と、気が付けばチェコ人かファビアに包囲されてたミークでした。

オペル・コルサ S2000 で走った、A・ミケルセンは33位。コルサのテストを兼ねて走ったようで、順位は、イグニス S1600 等よりも下位でしたが、完走できてなによりです。

ノビコフは、ss13 でテクニカル・トラブルでリタイアとなってます。残念ですが、まあ、クラッシュでないなら。
F・ロイクス、G・ウィルクスもそれぞれ、テクニカル/エンジン・トラブルでリタイアとなってます。

さてさて、WRC タグをつけて、IRC ネタとなってしまいましたが。WRCドライバーのネームバリューに惹かれて記事を追ってるので(オレ様ルール的に)OKとします。
※ やっぱり別個に IRC タグを設けました。

フォードは、2011年シーズンから投入すべく、フィエスタ S2000 の開発を開始しているようですが...2010年シーズンのテスト投入も、どうやら予定されているそうで、ちょっと楽しみですね。

2009-08-23

F1 Rd.11 ヨーロッパ

自由に勝てるチームを求めてフェラーリを出てから5年、やっとルーベンスが勝ったー!オメデトウ!!

正直、バレンシアに来る前の数戦を見て、ブラウンも遂にここまでか...と思ってましたが、ひとまず目先の問題を解決したようで安心しました。 いまだにタイトルスポンサーが付かない車体を見てると、勢いは陰る一方なんじゃないかと邪推しましたが。
来年もまたタイトル争いに絡める保障などないので、今年勝っておきたいですよねぇ。
ルーベンスはポイントスタンディングス2位に浮上。

去年のバレンシアは退屈なレースでしたが、ルーベンスがヘイキを抜いて、ルイスを抜いて...と、スティント毎に見所を作ってくれたのと、ウェバーvsバトンの争いもあったりして、なかなか見ごたえのあるレースでした。

2位ルイス、3位ライコネン。
前戦ハンガリーでの1位、2位が、バレンシアで2位、3位。マクラーレンとフェラーリ(KERS勢)が復調してますね。特にマクラーレンは、今後の6戦で、何回か優勝しそうな勢いですね。

レッドブル。
もっとポイントが接近して欲しいという思いから、最近はウェバーを応援しているんですが。
バレンシアが試練になる事はフリー走行から判ってました。それゆえに決勝の展開はシメシメと思ってたんですがねぇ。ウェバーの2回目のピットストップは、6秒台でイケるとこだよねぇ。映像来るのが遅かったんですが、なんで8秒もかかっちゃんだろう...。1.5秒速ければバトンを抑えておけたかも知れなかったのになぁ。まあ、バトンの前でコース復帰しても、温まったスーパーソフトを履くバトンを1周抑えきるのは、結構なチャンレンジだと思いますが。
「1戦消化したけど1ポイント接近した」で終わるハズが「1戦消化して、さらに2ポイント離された」になっちゃいましたねぇ。

ベッテルは、フリー走行でもオイルを撒いてストップしたんですが、決勝でも白煙を上げてストップ。
バレンシア、ハンガリー、モナコ、マレーシア、オーストラリア...ノーポイントレースが5つ。

トヨタ。
今回はグロックが Fastest Lap を記録しました、1:38.683。1周目でブエミのF・ウィングを踏んだ事でピットインしてるので、シーケンスをずらしたんでしょうかね、確か、ラスト6周とかでピットインした後の Fastest でした。
F1 ドライバーの墓場(とワシが勝手に呼んでる)であるトヨタで、グロックは成功するのかなぁ。来年の契約は安泰らしいですが...一昨年は、1年生で成績もそれなりでしたが、去年の後半は速くて、今年に期待したんですが、今のところヤルノを凌駕している印象は無し。

さて、次戦はスパ。雨が降っても降らなくても楽しいですよね。勢力図がこのまま行くとマクラーレンが強いのでしょうか。

2009-08-22

F1 Rd.11 ヨーロッパ 予選

夏休み明け、後半7戦の初戦、バレンシア。

前戦を勝ったマクラーレンですが、ここでも見事 PP 獲得! ヘイキが2位に入って、フロントローを独占です。ヘイキは最終コーナーをミスしちゃいましたね。もしかしたら、このミスが優勝を左右する事になるのかも。けどまだストラテジが判らないので...もしかしたらルーベンスに優勝のチャンスがあるかも、ですね。

3番手ルーベンス。
フリー走行からずっとバトンのタイムを上回ってて、好調でしたね。ポイントランキングを考えると、ベッテル&ウェバーを追うのに良いポジションです。予選後の会見で「燃料は積んでます」との事なので、ルーベンスの 3Stop はないでしょうけど...マクラーレン勢が 3 なら、ルーベンスが対抗できそうです。

レッドブル。
昨日のフリー走行からずっとペースが悪いですねぇ。セットアップが決まってないようで、オンボードの映像みててもステアリングの修正が多い...というか全然仕上がってませんでした。予選でも上位は望めず、ベッテルが4番手、ランキング2位のウェバーは9番手。
残りのレースが少ないだけに、ブラウン勢にポイントを広げられるのは避けたいトコですが...。

BMWザウバー。
バレンシアでも大掛かりなアップデートをしてきましたBMW。やっぱり、KERS が失敗だったんですかねぇ、今回も KERS を搭載しない前提のアップデート。サイドポッドの下側をさらに絞り込んできました。あと、エンジンカウルをシャークフィンタイプに、ディフューザーも新型のようです。
結果は、クビカが10番手、ニックが11番手。シーズン序盤のポジションにまで回復してますね。
形式的に、来年のエントリーを済ませたようですが...チームの買い手はみつかるのでしょうか。BMWは全権をザウバーに1ユーロで売ってしまえと言いたい...。

フェラーリ。
前戦2位のフェラーリは、マクラーレンと違って苦しそうですね。どこに問題があるのか判りませんが。ライコネンは6位。もしかしたら、スタートで KERS を使える分、重く積んでるのかも。

2009-08-18

F1 & WRC ネタ

◆ルノー、バレンシア出場
今週末の F1 は、スペイン・バレンシア ですが、ルノーの出場停止が覆ったようですね。5万ドルの罰金となるようですね。
確かに個人的には、ルノーのあの行為に対して、1戦の出場停止処分は、厳しいかと思います。前週、そして予選での出来事が関連してのペナルティーだったんでしょうけど...通常なら、出場停止にまでは発展しないケースかと。
今回の上告ではそうした最近の出来事に対するペナルティーの重さの変化について争われたようです。判決理由については、後日 FIA から発表があるとの事。

◆ルノーが ロマン・グロージャン の起用を発表
解雇については、ルノーからではなく、自らの発言で発表という形になったピケJr.のシート喪失ですが。ルノーは、正式にロマン・グロージャンの起用(とピケJr.の解雇)を発表。グロージャンはバレンシアでレースレビューとなります。
ルノーチームの行方については、今のところ噂が表に出てきてませんね。グロージャン、今年のシートは良いとして、来年のシートはチームの存続次第...でしょうか。

◆エフゲニー・ノビコフ がコドライバーを変更
今季、シトロエンJr.で印象的な走りを見せるノビコフですが、クラッシュが多いのも事実。前戦フィンランドでクラッシュした際は、ペースノート(の作り方)に問題があるとの事でした。
おそらくチームから指示があったのでしょうけど、ノビコフのコドラにステファン・プレボーが収まりました。
シトロエン&プレボと言えば、デュバルのコドラを勤め、「もうデュバルとは組みたくない」と発言し、シーズン途中でチームを去った事もありましたね。その後は、スバルへ戻り、サラザン、またシーズン途中からアトキンソンのコドラを勤めてました。
まあ、WRCファンとしては、ノビコフにペースノートの何たるかを基礎から叩き込むには、ベストな人選かと思います。イキの良い若手ドライバーが速さと安定感を手に入れるには、コドラに恵まれる事も重要ですからねぇ。これからも頑張って欲しいものです。

◆IRC ネタ
今週末は、IRC のバルム・ラリー(チェコ)でもあります。
WRC で見かけた名前がちらほらと、かなり楽しそうなエントリーリストになってます。

  • ユホ・ハンニネン (Škoda Fabia S2000)
  • マーチン・プロコップ (Peugeot 207 S2000)
  • アンドレアス・ミケルセン (Opel Corsa OPC S2000)
  • ロマン・クレスタ (Peugeot 207 S2000)
  • クリス・ミーク (Peugeot 207 S2000)
  • ヤン・コペッキー (Škoda Fabia S2000)
  • フレディ・ロイクス (Peugeot 207 S2000)
  • エフゲニー・ノビコフ (Škoda Fabia S2000)
  • ガイ・ウィルクス (Proton Satria Neo S2000)
オペルはマニュファクチャラー登録されてないとの事で、コンペティション対象外のようですが、どこまでやれるかは知っておきたいトコロ。(リザルトはミケルセンのサイトで知るしか無いのかな)

当然ながら、ワシが応援するのは、ミークであります。目下、ポイントスタンディングスでTOP!

2009-08-10

ターンパイク下り

昨日のハナシですが。先週交換したシートレールの具合を確かめにターンパイクを走ってきました。もうちょい低く座れるよう、午前中にリセッティングして、午後から箱根に繰り出して走行。

世間は夏休みという事で、いつものルート(早川→大観山)だと登った後、山を降りるのに渋滞するので、今回は逆周り。御殿場から一般道で大観山へ行き、ターンパイクを下って早川へ。休日の午後だと、たぶんこっち周りのほうが空いてるハズ。確かめようも無いけど。

肝心のシートポジションは、目線の高さはメーターフードのTOPが、視界に入るボンネットに重なる感じで、目標通り。あと調整したいトコは、シートバックの角度かなぁ。もうちょい、ブレーキのときに体を預けられるようになると良いんだけど。ウチのクルマはノーマルサスだし、ブレーキで大きくノーズダイブするので...4点してても体が起きちゃって、なんとなく座りが悪い感触なので。これは、シートにナッターで穴増やして対応...かな。

さてさて。
ターンパイクを走るにあたり(ちょいと仕事で必要なので)、GPS ロガー (i-Blue747) を使って NMEA のログを取ってきました。
通常であれば、i-Blue747 を車内に持ち込み、スイッチを ON にしておけば自動でロギングされ、家に帰ってから PC で専用Tool (DataLog) を使って、NMEA データを吸い出す...という手順になるのですが...DetaLog でデータを吸い出した場合、なぜか $GPRMCCourse Over Ground の値が 0 になってしまうんですよねぇ...。i-Blue747 が吐き出す NMEA データにはちゃんと値があるのに、保存対象になって無いのかも。
※ DataLog (Ver2.5 Biuld 105) の Log Format 設定メニューで Select all を選択してるんですが。

なので、LOOX U/B50N を車内に持ち込み、i-Blue747 の吐き出す NMEA ログを TeraTerm で保存...というスタイルで。お節介な管理ソフトの介入が無いってのは良い事だよね。おかげで納得の行くログが取れて、本日のお仕事もはかどりました。

写真は、NMEA のプレーンテキストを pot2kml という素晴らしいソフト(単純明快で良いソフトですよね。なにかとお世話になっております)で、kml に変換し、Google Earth で表示させたもの。大観山から早川ランプ方面を望んだ景色です。標高データが反映されてるので、一見、最速理論を組み立ててる風の絵になりますね。
GPS のデータを見ると、大観山の辺りが 995m、早川ランプ付近が 35m...ですか。

2009-08-05

Mazda MX-5 Superlight version

9月のフランクフルトで公開するロードスターのコンセプトモデルについて、News Release がありました。軽量化を追及したコンセプトですね。やっぱりロードスターの商品性を知ってもらうには、ソコをアピールしないとね。
http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2009/200908/090805a.html

初代 NA ロードスターが出たときは、「ライトウェイト・オープン・2シーター」 のジャンルが死滅していて、言わばライバル無しの状態で送り出されて成功した訳だけど...今やジャンルとして定着していて、ロードスターには、手強いライバルが多いですからねぇ。

それに、どうも市場の要求は、NC ロードスターよりも、もう少しプレミアムな価格帯にあるような気がして...NC ロドの安さは魅力的だけど、他のプレミアムなオープンスポーツと比較されると、どうしても値段分の差が見えてしまうのよね。
エコが叫ばれる時代ですが、実用車ではなく、趣味車ですからね。安いというのは 1st ニーズでは無いんでしょうな。

ここらで、今一度、「マツダ・ロードスターの魅力は軽さだ!」と声を大にしてアピールするのは、大賛成であります。どちらかというと、日本よりも北米や欧州の意見を聞いてクルマをつくらにゃイカンという中で、ロードスターの商品性=軽さが世界的に周知されれば、これ以上の(市場要求に牽かれた)プレミアム化を抑えられるカモ。

ただ、惜しむらくはボディスタイル...かな。
フロントスクリーンを切り取ったのは大英断だと思うし、ボンネットにレーシングスクリーンがちょこんとのってたりすると、感激なんだけど...NCEC のボディをそのまま使ったのはどうかなぁ。

例えば、綺麗なクーペスタイルがウリの車から屋根を切り取って、オープンスタイルにするとバスタブのような車になってしまうように。...屋根から C ピラーへのラインが美しいのにソコを切るからデザインのアピールが無くなるんですね。

ロードスターは、元々オープンの状態でデザインされていますが...A ピラーを切り取ると、やっぱりメリハリが無くなってしまいますね。なので!どうせショーモデルなんだから、ベースの NC ロードスターと似て非なる専用のボディを与えても良かったように思うんだけどなぁ。
ロータス 2-Eleven のようにさ、あれはカッコいいよね。別にロードスターの派生バージョンでなくても、ロードスターに繋がるイメージのショーモデルなら OK だと思うのよね、別モノでも。

まあでも、こんなコンセプトを出してくるマツダが好きです。

2009-08-02

WRC Rd.09 フィンランド

来ました!ミッコ優勝!
去年はローブにヤラレちゃいましたからねぇ。今年は、文句無いスピードでローブを寄せ付けず、勝ちました!フィンランドでの優勝は自身初ですね。

Day1。
10 あるステージの内、ss1、ss10 はスーパーss。 ここはシトロエンが速いですね。両ステージ共に、ローブ、ソルドの 1-2。
その他のステージでは、ss2、ss3 とそのリピートステージ ss6、ss7 をミッコが。ss4、ss5、リピートの ss8、ss9 をローブが獲りました。がっぷり四つ。ミッコが 3.3秒のリード。

Day2(ss11~ss19)。
この日のミッコが素晴らしかったですねぇ。ss11、12、13、14、15 と5連続ステージWIN!ローブを突き放します。ローブはホイールリムからタイヤが外れるトラブルなどもあり、Day2 終了時点で TOP ミッコと2番手ローブの差は、32秒。ほぼ勝負が決まりました。Day3 は短いですしね。
ペースを抑えていた(?)ラトバラも、Day2 後半から元気になり、ss16、19 で TOPタイム。ソルドをかわしてローブを追いかけます。あと36.3秒。

Day3(ss20~ss23)。
後ろとの差もあるので、ミッコはペースダウン。ローブも2位キープのようですが、ラトバラが ss20 でTOPタイムを出して詰め寄って来たため、ss21 をTOPタイムで応戦。ラトバラは、ss22、23 もTOPタイムで、24.8秒まで詰めました。
この日、上位の順位に変動はなく閉幕。4位はソルド。

やっぱり Day2 のミッコが凄かったなぁ。ローブに対して完全な勝利だ。地元ラリーはこうでなくちゃね。
ミッコのワールドチャンプへの次なる目標は、「スペインで2位に入る事」でしょうか。もちろん、ローブのラリーで勝てれば申し分ないけど。

ライコネン。
ss19 の左コーナーで派手にクラッシュ。残念ながらリタイアとなってしまいました。VIDEO の映像を見てると、フィンランドのラリーファンは手際が良いですねぇ。慣れてると言うか。コースオフした車の救出、後続競技者への注意喚起...観客なので、統率するリーダーが居ないハズなんですが、この手際。素晴らしい。

2009-08-01

シートレール交換(NANIWAYA スーパーダウン/HDタイプ)

一昨日届いた、New シートレールを取り付けました。
モノは、NANIWAYA の 「シートレール一体型スーパーダウン/HDタイプ」 です。BRIDE の FO-type からの交換。

 シートレール左側。こっちにはストッパー無し。 レール右側。スライド機構のストッパーがあります。 レール間で一番狭い部分はサイド留めのステー部で、左右間は実測で 392mm。
モノはこんな感じ。
BRIDE のと比較するとシンプルな作りですが、レール剛性で気になる事も無いでしょうね。MR2 のときに左右セパレートタイプのローダウンレール使ってましたが、全く気にならなかったので大丈夫でしょう。重量も若干軽くなりました。
スライドのストッパーも右側のみですが、これも以前使ってたのと同様であり、ワシ的には全く許容範囲。

 NCEC の場合、リア側のシートレールをボディ形状に合わせて折り曲げると、さらに低くする事が可能。 角度を変えて。付属品は、シート留め用ボルト、取付幅調整用のワッシャー、スライドバーのノブ。

取り付け完了して、試しに座ってみたところ、「あれ~低くなったかなぁ...」という感じでしたが、走り出してみたら、違いによる違和感が。確実に下がってますね。
ワシ、環境適応能力が低い...というか初モノに慣れるのに、相当な時間を必要とするタイプなのですが...この着座位置に慣れるのにはまた、2ヶ月程度必要かなぁ。

目的の高さは、メーターフードの TOP と、視界に入るボンネットフード面が、同じ高さに見える程度なんですが...もうちょっと下げてもイイかな。まあ、この位置でもヘルメットを被ったときに屋根にメットが当たることは無いと思われ、及第点。
...今回のセットではあまり下げなかったとは言え、走らせてて違和感があるのも事実。慣れ促進のために、ターンパイクでも走って来ますかね。