2010-04-29

続・加速度センサの情報を LED 表示

土曜日に作ったモノを車に積んで、翌、日曜日に走りに行ったんですが...街中だと横の G-Force が足りなくてイマイチでした。
ボードに載せている加速度センサは、最大 2G までを計測可能なヤツで、街乗りレベルには丁度イイかと思ったんですが。

交差点とか、大抵の ”コーナリング” は、1G 以内ですね。まあ、ちょっと車速を上げてやると、それなりに G が発生するんですが...そもそも街中って、横G を長時間発生させるようなコーナーって皆無だよねぇ。コーナリング自体が一瞬で終了してしまうので、バー表示LED が動いたとしても、ほんの一瞬。

ツマラン動画しか撮れませんでした。残念。サーキット走りに行きたいなぁ...。
あと、LED に太陽光が射したときの見易さなんかも、製品と自作とのデキの差を痛感。

2010-04-24

加速度センサの情報を LED 表示

Arduino の工作で以前、加速度センサの情報をシリアル出力し、PC 側のソフトでセンサ情報を表示したり、MAX7219 という IC を使って、LED を制御したりしてみました。

今日は、加速度センサの情報を バー表示LED を使って表示するテストをしてみました。バー表示LED は 10個のLED が並んでいるだけのモノで、これを 2個(都合 LED 20 個)使います。
MAX7219 は LED を 8個単位で管理するので、Scan Limit レジスタの値は 「2」、つまり 3桁 (Display digits 0 1 2) になります。

さてさて、加速度センサの情報を LED 表示できるとなると、実際に車載して動きを確認したくなります。なので、車載前提で工作するため、2DIN に収まるサイズのブレッドボードを用意しました。EIC-108 というサイズのブレッドボードを一部バラして、2DIN のスケルトンシャシーに貼り付けたダケのものですが。

LED と MAX7219 との接続は、ブレッドボードに向かって、LED 左側から...

  • DIG-0 の SEG_A、SEG_B、SEG_C...SEG_G、SEG_DP (LED 8個)
  • DIG-1 の SEG_A、SEG_B、SEG_C...SEG_G、SEG_DP (LED 8個)
  • DIG-2 の SEG_A、SEG_B、SEG_C、SEG_D (LED 4個)
としてみました。
一番左側の LED が、DIG-0 の SEG-A。一番右側が DIG-2 の SEG_D となってます。

2010-04-21

健康診断

4月より新しい会社にてお世話になっているのですが。

会社:「最後に健康診断を受けたのはいつですか?必要であれば手配しますが。」
ワシ:「いやぁ、ここ数年は受診してないですねぇ」
会社:「では、手配しますね」

という事で、4/1 に健康診断を受診しました。「ここ数年」なんて、ごまかしましたが...実はもう、かれこれ 10年程、受診してません。病院、嫌いなんだよねぇ。
...んで、本日、結果が出て来ました。

身体測定血圧視力聴力血液一般肝機能糖代謝尿・腎機能尿酸...カテゴリーの各項目全て A ランク(異常なし)。唯一、血清脂質 というカテゴリーの LDLコレステロール 項のみが C ランク(軽度異常あり)。むぅ、実に惜しい。オール A まで、あと 1項目とは。

いやまぁ、自分で判っていたけど、スペック的には健康なんだよねぇ。慢性的な腰痛は持ってるけど、ここ数年、風邪ひいたコト無いしな。こんな結果が出ちゃうとでちゃうと、よりいっそう、病院に行かなくなるな。

2010-04-18

WRC Rd.04 トルコ

メキシコでのフォード不振、ヨルダンでのクラッシュ。今回は勝ちたかったミッコでしたが、ローブが優勝しました。惜しかったんだけどねぇ。

ヨルダンであからさまなチームオーダーや、出走順操作があったことで、トルコでは、FIA からアナウンスがありました。

“Please be advised that the stewards, at their sole discretion, will investigate any activity during the competition that they consider falls into this category. The stewards have supreme and sole authority to decide what penalty to enforce.”
「スチュワードは、絶対的な権力を以って、WRCの品格を貶める行為について調査しますよ」 という事らしいですね。ルール上 許されている、あらゆる行為を駆使して勝つのがモータースポーツですが、やはりヨルダンでの行為は、ファンとしてガッカリでしたからねぇ。
レギュレーションで明文化しづらいグレーゾーンについて、スチュワードの裁量権を皆に再認識させる今回の措置は歓迎したいですね。

さてそんな中、行われた Day1。(SS1~SS9)
ほぼ、出走順のメリット通りに、オジェ、ソルド、ミッコ、ペター、ローブの順位で SS9 を終了。オジェからローブまでは、約25秒。ローブが砂掻き役をした場合、大体いつも 20秒程度の遅れなので、いつも通りですかね。

Day2。(SS10~SS17)
少し雨が降ったようで、先頭走車の不利が緩和されたようです。SS11 でステージベストを記録したミッコが、ソルドを抜いて 2番手に浮上。

しかし、今季からWRC はミックスサーフェイスが認められており、トルコの Day2、SS10, 12, 13, 14, 16, 17 にはターマックが含まれています。Day1 の SS9、All tarmac でのミッコは、3.4秒遅れの 7番手タイムでした。Day2 は鬼門。

む~、やっぱりターマックを走ると、じわじわと遅れるんだよねぇ...。SS13 でペターに抜かれ、SS14 でソルドとローブに抜かれ、グラベルの SS15 でソルドを抜き返し...オジェのトラブルもあって、Day2 は、ローブ、ペターに続く 3番手でフィニッシュ。タイム差 17.3秒。
まあ、Day3 の出走順とタイム差を考えれば悪くはないんですが。

Day3。(SS18~SS23)
ヨルダンもそうでしたが、トルコの Day3 も、それなりに距離を残していて、順位変動が予想されます...んがしかし、降雨によるコンディション悪化のため、SS18, 19 がキャンセルになってしまいました。ローブを逆転するには、距離が短くなってしまいましたね。リピートステージである、SS21, 22 は走れたようですが...。

そんな中、Day3 最初のステージとなった SS20 で、ミッコにトラブル。News リリースによると、スライドしてワイドになってタイヤにダメージ...という事ですが。ちょっと最近のミッコからは焦りを感じますかねぇ。48.3秒遅れの 11番手タイム。
結局、ソルドのストップもあって、3番手に回復しますが、もう上位2台への挑戦は叶わず。ローブ優勝、ペター2位、ミッコ3位で決着しました。

ペターは表彰台の常連になりつつありますね。プライベーターとして、もの凄い事をしてますよねぇ。有力なマニュファクチャラーがもう 1社参戦すればねぇ。「優勝できなければ2位」 でポイントを稼いできたミッコにとっても今年は苦しいですかね。

F1 Rd.04 中国

4戦目にして、早くも 2勝目!!バトン、またしても戦略の勝利ですね。

いやぁ、最初に 2勝目を挙げるドライバーがバトンとは考えてませんでした。予選で、ルイスの前に出て、雨が若干強くなった時にステイアウトして...と完璧な流れでの勝利でした。

2位に、ルイス。
こちらは、スタート時のオプションから、インターミディにスイッチしたドライバー勢の一人ですが、コース上で速かったですね。
バトンやニコが逃げているとき、同じくステイアウトしたクビカやペトロフが、インターミディ勢を押さえ込んでくれるかと思ったんですが...。タイヤに厳しいドライバー(?)のルイスは、状況に合わせたタイヤに交換してガンガン行くのがイイのかも。

3位はニコ。
レッドブルやフェラーリは、2人のドライバーが近いポジションを走ってたんで、タイヤ交換でスタックアップを余儀なくされてました。ウェバーやマッサが割を喰った感じですね。メルセデスは、ミハエルがセットアップ不足のためか、少し離れたポジションにいたんで、自由度が大きかったかも。
2戦続けての3位はさすがだけど、レースペースが悪いのは明らかですねぇ。

レッドブル、フェラーリ。
今日は主役になれませんでしたね。まあ、雨が強くなったら、インターミディにスイッチするし、乾き始めればドライに戻すのは、当然でしょうね。不必要な賭けをするべきではないと言うか...できなくなってると言うか。先の天候を読んでステイアウトするのはリスクが大きいと考えたんでしょうかね。
また、タイヤ交換の回数を極力少なくしたい今年のルールでは、(伝統的に)タイヤに厳しいレッドブルの特性が裏目にでたのかも。発熱が早いけど、オーバーヒートも早いとか。

ザウバー。
何をやっても上手く行かないときの常で、運も悪くなってますねぇ。エンジントラブルのデラロサはともかく、コバヤシは...トニオは単独スピンなのかな?内側からコースを横切る形でクラッシュ。成す術なく。雨のレースは荒れるから、ポイントを取るチャンスなんだけどねぇ。

その他。
ウィリアムズのヒュルケンベルグ(16位)が、ロータスのヘイキ(15位)に負けてしまいました。ヘイキはステイアウト組でしたね。金星!

Pos   Driver   Points
01  Jenson Button   60
02  Nico Rosberg  50
03  Fernando Alonso  49
04  Lewis Hamilton  49
05  Sebastian Vettel  45
06  Felipe Massa  41
07  Robert Kubica  40
08  Mark Webber  28
09  Adrian Sutil  10
10  Michael Schumacher  10

4戦終了時点でのポイントスタンディングス。
2勝したバトンがポイントリーダーとなっています。未勝利のニコ、ルイスが良い位置につけている反面、ウェバーのポイント回収率の悪さが目立ちます。

2010-04-17

F1 Rd.04 中国 予選

レッドブル最強!
コンストラクター・ポイントスタンディングスでは遅れをとっているレッドブルですが、クルマ自体はまだまだ最強ですね。明日の決勝、ベッテル、ウェバーの 1-2 で、がっちり 1-2 コーナーを抜けられるでしょうか。レッドブルのスタートシステムはたまにミスるので、ちょい心配。

3番手はアロンソ。
なんだかんだと、アロンソは 3番手をキープ。この第 4戦まで、レッドブルのトラブルや、フェラーリの予選失敗で、両チームの直接対決は無し。レース終盤、タイヤや燃費など諸々のマネージメントから開放されたとき、コース上でのバトルが見られると良いですな。

4番手は、ニコ。
メルセデスが、シャークフィンを使用しないタイプの Fダクトを使っているとか。その所為なのか、マクラーレン2台の前に、ニコが来ました。なんとか、オープニングラップは4番手以上を確保してもらって、マクラーレンとメルセデスのストレート対決を見たいです。
※ メルセデスの Fダクト。ミハエルはテストしてたけど、ニコは使ってなかったみたいですね。

Fダクトについては、様々なチームがテストを始めてますが、まだまだデータ取りの段階みたいですね。ただ、「リアウィングをストールさせる」 って言っても、簡単なモノでは無いらしく。このシステムについてはしばらく、マクラーレンのアドバンテージが続きそうです。

ザウバー。
今回のイベントから、ウィリーランプに代わってジェームス・キーがテクニカル・ディレクターに。信頼性の問題とかをみると、クルマの性能よりも、エンジニアをまとめる人材の問題が先かなぁと思います。なんとか、チームの立て直しに成功してほしいものですねぇ。

今回は、フリー走行、予選を通してコバヤシが、デラロサよりも速かったです。これを延々と最終戦まで続けてくれれば、パフォーマンスの低いクルマでも評価は残るハズ。頑張れ!

2010-04-08

春の走行会・見送り

私事ですが、3月末にてそれまでの勤め先を終了しまして、4月より別のトコへオジャマしております。

通勤も現状では「バス通」となりまして...納車以来、”ロドスタに乗らなかった日” は数えるほどしかないという状況だったのですが、今では、”クルマは土日しか乗れない” というサンデードライバーに成り下がりました。

そんな中、密かなる楽しみでもあった、所属クラブの走行会なのですが...開催日は 4/30。GW中ですが、カレンダー上では平日。有給の保持数をリセットされた身としては、全くもって参加不能でありました。残念。

むう。
5月の自動車税を払って、職場環境も安定してきたら、諸々の電子工作デバイスをクルマに取り付けて、サーキットをユルく流したいですな。ふぅ。

2010-04-04

F1 Rd.03 マレーシア

やっと...レッドブル 1-2 フィニッシュ!ベッテルもようやく、今季初優勝!
誰もが認める最速のクルマなんだから、今のウチにポイントを伸ばさないとね。

予選Top3 の順位は、1コーナーの通過順位で決まってしまいましたね。
まあ、これは昨年までのタイヤ交換&給油があったとしても、変わらなかったでしょうけど。ペースはベッテルが良く、ニコはどうしてもレッドブル勢に対して遅れ気味。けど、この3台を追いかける側は、もう少し遅く、追いつけず。
クビカが途中でペースコントロールを始めたんで、ニコは少しラクになりましたかね。

ウィリアムズ。
予選では速かったものの、決勝では散々でした。ルーベンスはストールしちゃうしなぁ。ヒュルケンベルグもペースが悪く後退。今年もまあ、ここら辺のパフォーマンスなのかなぁ。TOP4と、フォースインディア、ルノーに続く 7番目?

ルノーvsフォースインディア。
ルノーのクルマの良さ、強さについては、あまり語られないんですが、マクラーレンとのバトルで負けてなかったり、悪くは無いですよね。クビカ1人で 30ポイントを稼ぎ出してます。ペトロフもペイ・ドライバーではありますが、なかなかのファイトを見せてくれていて、近々に大きな結果を出しそうではあります。
フォースインディアは経験あるドライバー2人という布陣ですが、ここまでトラブルなどもあり、ポイントを多くは稼げず。スーティル10ポイント、トニオ8ポイント。ルノーに逃げられています。
この2チームのコンストラクター争いは、今後面白そうですね。

ザウバーvsロッソ。
ペースが悪いなりに、粘って順位をキープし、ポイント圏内に留まる...今回は、そういう展開になるハズだったんですが...エンジントラブルでリタイア。デラロサも、エンジントラブルでスタートできず。なんというか、2台共同じトラブルが発生してしまう...その率が高い気がします。
ザウバーの目下のライバルはロッソのハズで、予選では上回りましたが、今日のロッソの素晴らしい戦いぶりを見ても、ザウバーは危うい気がしますねぇ...。
やっぱり、ウィリー・ランプが抜ける...その引継ぎでゴタゴタしてるんでしょうか。ちょっと仕事が雑な印象。
ロッソは、前戦、今回とファイトを見せてくれたハイミーが9位入賞。2ポイント獲得です。

さて。チャンピオンシップのポイントスタンディングスですが。
3戦終了して、3人のウィナー。優勝者のステータスを重んじるポイント配分となりましたが...マッサが39ポイントでリードしています。リタイアしたらダメって事よね。
2番手以降には、アロンソ、ベッテル、バトンと、ここまでのウィナーが並んでいます。

2010-04-03

WRC Rd.03 ヨルダン

ヨルダン・ラリーは、”イスラムの休日の関係”という事で、木曜日スタートの土曜日フィニッシュ。

んが、まあ、そんな事より...ミッコ・ヒルボネンのファンとしては、厳しいラリーになってしまいました。Day2 のオープニングステージ、SS8 でミッコがクラッシュ。デイ・リタイアとなってしまいました。結局、スーパーラリーで戻って来れたのですが...オープニングステージでのアクシデントだったので、Day2 のステージ6本分がまるまる×5分のペナルティです。

Day1 終了次点では、ローブに対し、10.4秒ビハインドの5番手(出走順の調整済み)で、良いポジションだったんですがねぇ。

Day3。
ヨルダン・ラリーは、Day3 でもステージ数が 8本と多く、砂掻きによる順位変動が予想されます。
オープニング SS14。ここでも、シトロエンとフォードとの間で、サービスin/out や、タイムコントロールへの着時ペナルティを使った、出走順の攻防があったようです。ミッコは、既に優勝戦線から離脱してしまいましたので、ローブvsラトバラの構図。

27.7秒差でスタートした、ラトバラの追撃でしたが、ローブがじわりと差を広げ、35秒差近辺での攻防でローブが優勝。ラトバラは2位となりました。3位はペター。
ミッコの最終順位は、20位。

ミッコのクラッシュなんて久しぶりだよなぁ。いつ以来だろ。記憶の中では、マーカスの居た 2007年辺りまで戻らないと、無かったような気がしますが。

F1 Rd.03 マレーシア 予選

雨で混乱しましたねぇ。
フェラーリ2台と、マクラーレンのルイスが Q1 敗退。バトンも Q2 に進めるタイムを出していましたが、Q1 セッション中にコースアウト→スタック。Q2 は NoTime で 17番手。

4強、8台のウチ4台が消えて、ポールは レッドブルvsメルセデスになるかと思われましたが、断続的な雨で、先を読みにくい状況。まあ、最終的には、レッドブルvsメルセデスになりましたが。
見事!インターミディを履いたウェバーが PP!
ウェットタイヤ同士の 2nd グリッド争いは、ニコに軍配!雨で強い印象があるベッテルですが、今回はニコにやられてしまいましたね、3番手。どこかでミスしたのでしょうか。もう一角のミハエルは、インターミディでしたが、 8番手。
※ ミハエルはウェットタイヤでしたね。

4~7番手には、TOP4の次点争いをしている、フォースインディア、ウィリアムズ、ルノーの面々。スーティル、ヒュルケンベルグ、クビカ、ルーベンスの順。
スーティルも雨が上手い印象のあるドライバーですよねぇ。上手いこと4番手に着けました。ウィリアムズは新人であるヒュルケンベルグがルーベンスに勝ちました。新人は、こういうトコを見せて行かないとね。うんうん。

ザウバー。
運の巡りが悪かった、コバヤシですが、今回はデラロサに勝ちました。よしよし。フォースインディアの1台を喰って、予選9番手。決勝がドライだと(下位にいるドライバーを見渡して)苦しい事になりそうですが、上手くスタートを決めて、なんとか予選順位以上でのフィニッシュを期待したいです。

さて、明日のスタート...Q1 グループにいるフェラーリとマクラーレンは、クラッシュに十分注意する必要がありますね。隊列が出来上がる前に、ジャンプアップしたいでしょうけど、かなりリスクが高そうです。