2010-10-24

WRC Rd.12 スペイン

ドライバーもコンストラクターも...両チャンピオンシップが決定してしまい、消化試合感のあるイベントかと思いきや、下克上を狙う若いドライバーにとっては、チームオーダーから解き放たれて、速さの見せ所。

しかし、ローブ優勝!圧倒的ですな。
チームオーダーを駆使してどんな手を使っても...ってのとは逆の、割と正々堂々と戦って勝ちたいタイプのローブ。タイトルが決定しても手を抜きませんね。
他のドライバーには、トラブルもチョイチョイありました。

さて、2位争い。完全ターマックではなく、ミックスサーフェスとなったスペイン。ソルドとペターがイイ勝負でした。やっぱペターは速いね。GBでは是非とも優勝を狙って欲しいです。
Day3 は、距離が短いのでソルドの追撃ならず、2位ペター、3位ソルドで決着しました。またもポディウムはシトロエン独占。

4-5 フィニッシュは、おなじみフォード勢。シトロエンの一角、(トラブルの)オジェを喰えただけでも御の字です。ミッコには、Day2でターボトラブルが発生し、ステージ上で、ソルドに抜かれたようですね。終盤に来てトラブルも多い。

IRCや、SWRCでは、ファビアS2000 のほうが、フィエスタ よりも速そうだし、シトロエンがクサラからC4へスイッチしたとき、いきなり速かったことを考えても、来期、フィエスタがDS3を凌駕するとは楽観的に考えられないよねぇ。
来期はエンジン屋のBMWも入ってくるし、後々脅威になりそう。将来的にフォードはジリ貧なんじゃ...。

GBでの巻き返しを祈ります。

F1 Rd.17 韓国

Formula 1の公式サイトには、Race results - Alonso wins, double DNF for Red Bull の文字が News Headline の Top に輝いております。
予選 1-2 で、Wリタイアですからねぇ。PPから勝てないのはシーズン中盤までだと思ってましたが...ベッテルが FP3 で 9周しか走らなかったのは、エンジンが辛かったんですね。

ウェバーは自らのミスでリタイアだった訳ですが、チームメイトもノーポイントに終わった事で、チャンピオンシップでは、(対ベッテルでは)有利になったでしょうか。残り2レースで、アロンソより前でのフィニッシュが必須、かつ優勝が必要。ウェバーの直後の順位でアロンソがゴールするリザルトだと、届かないので...。レッドブルは、もういい加減、ウェバーにリソースを集中しないと、ダメなんじゃないすかね...これでまだ平等とか言ってたら、今年は無理かも。

して、優勝はアロンソ。ポイントリーダーにも立ちました。全く、ベルギーが終わった後ではこの状況を予想できませんでした。
アロンソ自身は、事前に 「ポディウムにのり続ければ勝てるよ」 と、コメントしてて、そんなんで大丈夫かと言う気がしてましたが、結果、その通りになりました。さすが、ワールドチャンプ経験者というトコでしょうかね。

ザウバー。
ピットストップで出入りがあったせいでダンゴ状態の隊列になっちゃいました。フォースインディアと良いバトルでした。結果、フォースインディア勢がリタイア。ウィリアムズの1台もピットへ向かったために、8-9 フィニッシュ。またしても W入賞です。
ニックは、デラロサの獲得ポイントに並びました。コバヤシも新人の中ではTOPの 31ポイント。ペトロフに対して 10ポイントのリードです。

メルセデスGP。
特に目立ったアップデートがあった訳では無いですが...ニコが予選5番手。ミハエルが決勝4位と目覚しいリザルト。今日は、3-4 フィニッシュも夢じゃなかったですね。ニコは残念でした。

Pos   Driver   Nationality Team Points
Fernando Alonso  Spanish  Ferrari  231
Mark Webber  Australian  RBR-Renault  220
Lewis Hamilton  British  McLaren-Mercedes  210
Sebastian Vettel  German  RBR-Renault  206
Jenson Button  British  McLaren-Mercedes  189
ポディウムに乗るか、ノーポイントか。そんなレースでした。
レッドブルは、もうオーダー出さんとイカンでしょう。

追記:
審議中だったインシデントについて、ブエミとスーティルにブラジルでの5グリッド降格が言い渡されました。
ドライブスルー相当じゃないんですね。雨だからもちっと軽くてもいいかと思うけど。スーティルはブレーキトラブルを知りながら走行を続行したとして $10,000 の罰金付き。
ザウバーにとっては、またポイントフィニッシュのチャンスですね。

2010-10-23

F1 Rd.17 韓国 予選

FP1 の中継を見たときは、これで予選は大丈夫なのかと思いましたが、グリッドペイント等も入り、形になってきましたね。以降、あの場所に街がつくられるという事で、2年後、3年後に期待したいです。

さてさて、予選はベッテルでした。フリー走行から三味線弾いてたのかなぁ。FP3 は 9周しかしてなくて、何かトラブルかと思ったんですが...見事PP!
2番手は、ウェバーでレッドブルの予選1-2。しかし、天気予報を見てると明日は完全に雨ですね。ドタバタに巻き込まれないようにするのが重要でしょうか。

3番手にアロンソ。4番手にルイス。まあ、順当なトコでしょうか。
5番手には、クビカではなく、ニコが。ココへ来て、メルセデスGPが波乱要素に絡んで来ました。
そして、バトンは 6番手。雨による荒れたレースを期待しているのは、この人でしょうかね。

ザウバー。
コバヤシ、ニックの順で、12番手、13番手。メルセデスが調子を戻して来てるので、Q3 進出がちょっと厳しいですかね。雨だと、これまた厳しいレースになると思うけど...なんとか生き残ってポイントフィニッシュして欲しいものです。

つか、台風来てるけど、決勝できるのかな。

2010-10-19

車検完了

本日、車検から車が戻ってきました。
残業を振り切って、会社帰りにディーラーへ。代車のデミオ13C SMART EDITION ともお別れです。

気になる料金ですが、追加作業として...
  • ブレーキフルード交換(ブレーキライン・クラッチライン)
  • エンジンオイル交換
  • エンジンオイルフィルター交換
  • ミッションオイル交換
  • デフオイル交換
  • エアクリーナーエレメント交換
  • タイヤ(持込)交換
...を実施し、加えて通常の24ヶ月点検(56項目)、代行料、自賠責、重量税、印紙代などを含めまして、¥108,437 でした。

エアクリーナーは交換しなくても良かったし、持込のタイヤ交換も、巷の出張交換サービス(タイヤフィッターとか)のほうが若干安いですが...まあ、正直、思ったよりも安く上がりました。

家に帰ってきて、早速、純正シートをフルバケに換装。やっぱ腰周辺のサポートがガッチリしてないと不安なので。

シート交換のついでに、NANIWAYAシートレール+フルバケの重量測定などを...。最初に導入したBRIDEのシートレールでは計測実績があるんですが、NANIWAYAのローダウンレールにしてから計測してなかったので。
  • フルバケ+NANIWAYAレール+サベルトクラブマン4点ハーネス --- 11.2kg
でした。今回4点ハーネス込みで計量しましたが、総重量は前回と同じ。丁度、4点ハーネス一式の重量分だけ、レールが軽いんですね。

2010-10-16

車検じゃよ...

という訳で、我が NC ロドスタも新車購入から3年を向かえ、車検の時期となりました。
本日入庫。

先週末に、念のためシートをフルバケからノーマルに戻したんですが...久しぶり座ったノーマルシートは、座面が高くて違和感ありますね。窓から顔を出すと、髪の毛がルーフに触れるモンなぁ。
購入当初は、ノーマルシートでも十分低いかなと思いましたが、あらためて座ってみると、やっぱローポジレールのほうが好みかな。メット被っても屋根に当たらないしね。

違和感あるノーマルシートで数日を過ごした後、本日、クルマを預けてきました。代車はデミオであります。4速AT で、タイヤが 175/65-14 なので、DE3 デミオの 13C ですかね。

アンダーパワーと柔らかいサスのために、軽い車重を堪能できませんね。ATも反応がダルでキビキビ走るにはちょと辛いカモ。まあ、13C ですからね、グレードが。
唯一、ブレーキのタッチはスゴク良い感じ。踏み込み初期でもやんわりと効くし、強く踏んでもタイヤのグリップが感じ取れるしコントロールしやすいです。ただ、ALBの介入が早めなのが玉にキズ。まだフロント側にタイヤロックの兆候も無いのに、介入してしまう...。

車検上がりは19日の予定なので、しばらくはデミオたんが相棒です。18日も会社休みで3連休なのに、廉価グレードのデミオかぁ...。

2010-10-10

F1 Rd.16 日本

レッドブル圧勝でしたね。誰からもプレッシャーを受けることなく。
ウェバーが 1:33.474 でFastest を獲りましたが、ベッテルは終始、ギャップコントロールしてのドライブだったんでしょうねぇ。ベッテル優勝、ウェバー2位で、ポイントがグッと接近しました。

3位アロンソ。
まあ、諦めるしか無かったレース。ウェバーを追い立てることも無くの、3位。仕方ないっすね。モンツァ、シンガポールで強かったけど、鈴鹿で完敗したことで、やっぱりクルマの差が明らかに。決勝後の会見でも、「3位で満足だ」とは言うものの、笑顔が若干、引きつっていた気がします。

4位バトン。5位ルイス。
タイヤ選択は、結果的にルイスが当たりだったでしょうか。けど3速を失うトラブルでバトンに抜かれ、5位に。昔のルイスだったら、あの状態でバトンに対して抵抗したかもしれませんが、きちんと譲りましたね。ワールドチャンプ経験者らしい判断でした。
にしても、4-5フィニッシュで、マクラーレンの 2人は辛くなりましたね。

6位にミハエルを置いて、7位コバヤシ、8位ニックのBMWザウバー勢。
祝!Wポイントフィニッシュ。予選でミハエルに先に行かれたのが最後まで響いちゃいましたが...それにしても良い結果でした。ニックは、コバヤシにポジションを譲りましたが、チームオーダーに従いましたね。コバヤシを逃がし、キッチリとルーベンスを抑えて7-8位完走。

下馬評通りのレース展開でしたが、意外とフォースインディアが遅かった(オイルリークの兆候がずっとあったんですかね)のと、メルセデスが速かったのが予想外でした。しかし、鈴鹿のオーバーテイクポイントがヘアピンだったとは...。

次戦は韓国。只今、絶賛舗装中のようですが...安全面に問題がなければ開催されるんでしょうね。ウェバーにとっては、嬉しくないでしょうか。
Pos   Driver   Nationality Team Points
 Mark Webber  Australian   RBR-Renault  220
Fernando Alonso  Spanish  Ferrari  206
Sebastian Vettel  German  RBR-Renault  206
Lewis Hamilton  British  McLaren-Mercedes  192
Jenson Button  British  McLaren-Mercedes  189
14ポイント。2位を続けても逃げ切れませんね、ウェバー。

追記:
ペトロフに、ヒュルケンベルグをリタイアに追いやった原因として、次戦5グリッド降格ペナルティが出たようです。
ああ、そういや下位3チームのバトル。ヘイキが12位完走してますね。これで今季の順位は安泰かな。

F1 Rd.16 日本 予選

昨日の悪天候を受けて、本日(10/10) 10:00 スタートとなった予選。
いやぁ、晴れて良かったですねぇ。けど、偶数グリッド側はまだ湿った状態のようで、当然ラバーものってないと思われ...不利ですかね。

PP、ベッテル。2番手ウェバー。この2台だけ 1分30秒台。
なんかもう、レッドブル、余裕でしたね。所変われば...と言った感じで、最強パフォーマンスを如何なく発揮。何も無ければ、このままレッドブルの1-2となるでしょうけど...ベッテルの勢いに、ウェバーがどれだけ冷静で居られるか。この辺りがポイントでしょうか。

2列目は、クビカ、アロンソ。Q3、ルイスが3番時計でしたがギアBox交換で5グリッドダウン。アロンソはオープニングラップでクビカをパスしておきたいトコでしょうけど、偶数グリッド。攻略、難しいですかね。

5番手にバトンが来て、その後ろにウィリアムズの2台、そしてルイス。
ウィリアムズはフォースインディアと厳しい戦いをしているので、ある程度大事に来るでしょうけど、マクラーレンの2台は、どちらもケツに火が点いた状態。アグレッシブに来ますかねぇ。

ザウバー。
ニック、惜しかったねぇ。もうちょいでQ3行けたのに...。ニックはどうもオプション側を乗りこなせてないように見えます。まあ、昔からハード寄りのタイヤが好きだったよね。
コバヤシはちょっとミスっちゃいましたね。来年のチーム内でのポジションを考えると、ニックに負けるわけには行きません。ザウバーがメキシコ&フェラーリに支配されるのを阻止しなければ。
まあ、いつものレースペース良さを発揮して、Wポイントフィニッシュと行きましょう。

2010-10-07

タイヤ到着

ワシのNCロドスタに純正装着されていたのは、ブリヂストンのRE-050A でした。納車してから最初の1年はイロイロとお出かけしたので1年程でライフ終了。んでもって、DIREZZA の Sport Z1☆Specに換装してから、2年経過。本日NCロドで3セット目となるタイヤが届きました。

2セット目のタイヤですが、2009年は不況で、2010年は多忙すぎてサーキットへ行くような気分じゃなく...結果、2年ものライフが。街乗りダケだと、結構タイヤ寿命延ばせるんですねぇ。オドロキであります。...うん、けど、街乗り Only って判ってたら、ハナっから 2ndグレードのラジアル買ってたよね、たぶん。この2年、Z1 もったいなかったなぁ。

さてさて。今回買ったのも、Z1☆Spec。やっぱりサーキットを流したいので。
このタイヤ、なんというか...数あるハイグリップ系のラジアルの中で、ゆるい立ちイチ(?)に落ち着いた感があって好きです。今回、4本買って、2年前より1万円安。製造は 2010年の37週でした。

装着は来週末辺りになるかな。NCロドを購入して、もう丸3年なんですねぇ...。

2010-10-04

WRC Rd.11 フランス

コルシカからアルザスへ移った、ラリー・フランス。
やっぱりと言うべきなのか...ソルドの2位は危うかったようですが、シトロエンワークスの 1-2 フィニッシュで閉幕。地元フランスで、ローブの7年連続、ワールドチャンプが決定しました。シトロエンのマニュファクチャラー・タイトルも決定。

ラリー・ジャパンで5位だったのも、オリビエからオジェに無用なオーダーを出させないようにする、ローブの配慮だったのかもねぇ。

3位は、ペター。この所、ソルド、ペター、ラトバラは接戦ですね。今回も良いバトルだったようです。ミッコが全く元気が無く、ファンとしては残念であります...。エラーも多いよねぇ。
フォードの2人は、4位にラトバラ、5位にミッコ。マルコム・ウィルソンのコメントでは、シトロエン&ローブを称えると共に、来年の Fiesta RS WRCでの巻き返しを誓っております。ファンとしても、多大な期待を寄せております。

さてさて。プロドライブ&BMWが送り出す、ミニ・クロスオーバーのWRCカーですが、ドライバーにクリス・ミークが決定したようですな。
ワシが応援する選手のひとりですが...速いんだけど、どうにもクラッシュが多く。JWRCのタイトルを逃した後、IRCで昨年、チャンプに輝きましたが、今年もクラッシュ続きで低迷、タイトル防衛は成りませんでした。どうもイマイチ、伸びしろが見えてこない選手ですが、WRCへのカムバックで走りに変化が見られるでしょうか...。まあ、イギリス人でよかったというトコでしょうか。
とりあえず、2011年は 6戦に出場するようですが...データ収集も兼ねていると思われるので、完走至上主義のハズ。これを期にクラッシュ癖を直してほしいですねぇ。